Q1. 整骨院と整体院の違いは何ですか?
A. 整骨院と整体院の最大の違いは、国家資格の有無と保険適用の可否です。
整骨院(接骨院):
- 柔道整復師という国家資格を持つ施術者が運営
- 骨折、脱臼、打撲、捻挫などの急性外傷に対して健康保険が適用される
- 厚生労働省の認可を受けた施設
- 医学的知識に基づいた施術を提供
整体院:
- 国家資格は不要(民間資格や無資格でも開業可能)
- 健康保険は適用されず、全額自己負担
- 慢性的な肩こりや腰痛、姿勢改善、リラクゼーションなどに対応
- 施術者の技術や経験にばらつきがある
整骨院では急性のケガや交通事故後の痛みに対して保険適用の施術を受けられますが、慢性的な症状は保険適用外となり自費診療になります。一方、整体院は全て自費ですが、慢性症状への対応や骨格調整、リラクゼーションに重点を置いています。
松江市では、みどり整体グループが「整骨院」と「整体」の両方を展開しており、整骨院では国家資格保有の柔道整復師が、整体院では整体師がそれぞれ施術を行っています。
Q2. 鍼灸は痛くないですか?効果はありますか?
A. 鍼灸の痛みは使用する鍼の種類や刺激の強さによって異なりますが、多くの場合、ほとんど痛みを感じません。
鍼の種類と痛みの程度:
- **髪の毛ほどの細い鍼(0.14mm~0.20mm):**桃の木鍼灸整骨院の美顔鍼など、皮膚に刺す瞬間はほぼ無痛。
- **北京式の深部鍼:**桃の木鍼灸整骨院、五器屋堂鍼灸整骨院、北京堂鍼灸松江などで使用。皮膚に刺す瞬間は無痛ですが、深層筋に届いた時に「ズーン」とした独特の響き(得気:とっき)があります。この響きが治療効果の証拠とされています。
鍼灸の効果: 鍼灸は、WHO(世界保健機関)も効果を認めている治療法で、以下のような症状に有効です:
- 筋肉の痛み(肩こり、腰痛、五十肩、ぎっくり腰など)
- 神経痛(坐骨神経痛、頭痛など)
- 自律神経の乱れ(不眠、めまい、冷え性など)
- スポーツ障害(肉離れ、捻挫の回復促進など)
- 婦人科系の症状(生理痛、更年期障害など)
効果を実感するまでの回数:
- 急性症状(ぎっくり腰など):1~3回で効果を実感することが多い
- 慢性症状(肩こり、腰痛など):3~5回目以降から徐々に変化を実感
松江市の桃の木鍼灸整骨院の口コミでは「一回の施術で痛みが嘘のように軽減された」という声が多く、北京堂鍼灸松江でも「深部の筋肉がほぐれる感覚があり、施術後はスポーツでの動きが明らかにスムーズになった」という評価があります。
Q3. 保険は使えますか?どのような場合に適用されますか?
A. 整骨院や接骨院では、一定の条件を満たす場合に健康保険が適用されます。
保険適用される症状:
- 骨折、脱臼、打撲、捻挫(いわゆる肉離れを含む)
- 急性または亜急性の外傷性の負傷
- 交通事故によるむちうち症などの外傷(自賠責保険が適用)
保険適用の条件:
- 負傷の原因が明確であること(いつ、どこで、何をして痛めたか)
- 急性の症状であること(発生から概ね2週間以内)
- 骨折・脱臼については、緊急の場合を除き、事前に医師の同意が必要
保険適用外の症状:
- 慢性的な肩こり、腰痛(明確な負傷原因がない場合)
- 疲労回復やリラクゼーション目的のマッサージ
- 病気(内科的疾患)による痛みやしびれ
- 加齢による関節の痛み
自己負担額の目安: 健康保険適用の場合、自己負担は3割で、1回あたり500円~1,200円程度です。初診時は若干高くなることがあります。
交通事故の場合: 交通事故によるケガは自賠責保険が適用され、自己負担ゼロで治療を受けられます。みどり整体、はりきゅう接骨院姿勢堂、エビス整骨院、コンパス鍼灸整骨院などが交通事故治療に対応しており、保険の手続きもサポートしています。
鍼灸の保険適用: 鍼灸院でも、医師の同意書があれば、以下の疾患に対して健康保険が適用される場合があります:
- 神経痛、リウマチ、頸腕症候群、五十肩、腰痛症、頸椎捻挫後遺症
ただし、同一疾患で医療機関と鍼灸院を同時に受診することはできません。
Q4. 産後の骨盤矯正はいつから始めればいいですか?
A. 産後の骨盤矯正は、一般的に産後2ヶ月~6ヶ月の間に始めるのが最適とされています。
産後の骨盤の状態: 出産時、赤ちゃんが産道を通るために骨盤が大きく開きます。産後、骨盤は徐々に元に戻ろうとしますが、妊娠中の姿勢の変化や育児での負担などにより、ゆがんだ状態で固定されてしまうことがあります。このゆがみが、腰痛、尿漏れ、O脚、下半身太り、生理不順などの原因となります。
開始時期の目安:
- **自然分娩:**産後2ヶ月以降(産後1ヶ月の検診で医師の許可を得てから)
- **帝王切開:**産後3ヶ月以降(傷の回復を優先)
- **最適期間:**産後2ヶ月~6ヶ月(骨盤の靭帯がまだ柔らかく、矯正しやすい時期)
- **遅くとも:**産後1年以内(1年を過ぎると骨盤が固まり、矯正に時間がかかる)
産後骨盤矯正の効果:
- 骨盤のゆがみの改善
- 腰痛、恥骨痛、尾てい骨痛の軽減
- ウエストの引き締め
- 姿勢の改善
- 尿漏れの改善
- 冷え性、むくみの改善
松江市で産後骨盤矯正が受けられる施設:
- **みどり整体 田和山院:**キッズスペース完備、女性施術者在籍
- **はりきゅう接骨院姿勢堂 松江院:**産後骨盤矯正5,000円、キッズスペース完備
- **エビス整骨院:**産後骨盤矯正プレミアムコースあり
これらの施設では、お子様を連れての来院も歓迎しており、施術中はスタッフがお子様を見ていてくれるので、安心して施術を受けられます。
Q5. 交通事故後の治療はどこで受けられますか?費用はかかりますか?
A. 交通事故によるケガ(むちうち症、腰痛、打撲など)は、整骨院や接骨院で治療を受けることができ、自賠責保険が適用されるため自己負担はゼロです。
交通事故治療の流れ:
- **事故直後:**警察に届け出、病院(整形外科)を受診してレントゲン検査などを受ける
- **診断書の取得:**医師から診断書を取得し、警察に提出
- **保険会社への連絡:**整骨院で治療を受けることを保険会社に伝える
- **整骨院での治療開始:**整形外科との併用も可能
自賠責保険の適用: 交通事故の被害者は、加害者の自賠責保険を使って治療を受けられます。自己負担は基本的にゼロで、以下の費用が補償されます:
- 施術費
- 交通費(通院のためのガソリン代や公共交通機関の費用)
- 休業損害(仕事を休んだ場合の補償)
- 慰謝料
松江市で交通事故治療が受けられる施設:
- **みどり整体グループ:**交通事故治療の実績が豊富。自賠責保険で自己負担0円。保険手続きから施術まで丁寧にサポート。90%以上の患者が3ヶ月以内に施術を完了。
- **はりきゅう接骨院姿勢堂 松江院:**交通事故治療のエキスパート。保険手続きから根本施術までサポート。
- **エビス整骨院:**むちうち症など事故による様々な症状に対応。自賠責保険適用。
- **コンパス鍼灸整骨院:**交通事故による痛みに対応。自賠責保険利用可能。
整形外科との併用: 整骨院での治療と整形外科での診察を併用することも可能です。レントゲンやMRIなどの検査は整形外科で行い、日常的な施術は整骨院で受けるというパターンが一般的です。
注意点:
- 事故後できるだけ早く(遅くとも2週間以内)に医療機関を受診すること
- 症状が軽くても必ず診察を受けること(むちうち症は数日後に症状が出ることがある)
- 保険会社への連絡を忘れずに行うこと
Q6. 施術時間はどれくらいかかりますか?
A. 施術時間は施設や施術内容によって異なりますが、一般的に以下のような目安があります。
初回(初診時):
- 問診・カウンセリング:15~30分
- 施術:30~60分
- 合計:45分~90分
初回は問診票の記入、詳細なカウンセリング、身体のチェック、施術方針の説明などに時間がかかるため、通常より長めの時間がかかります。
2回目以降:
施術内容別の目安:
- **保険適用の施術:**15~30分
- **手技療法・マッサージ:**30~60分
- **骨盤矯正:**30~40分
- **産後骨盤矯正:**40~60分
- **鍼灸施術:**30~60分(1コマ約1時間)
- **美容鍼:**30~60分
松江市の施設の例:
- **エビス整骨院:**エビス式20分整体、30分整体、50分整体から選択可能
- **桃の木鍼灸整骨院:**北京式鍼1コマ約1時間
- **はりきゅう接骨院姿勢堂:**骨盤矯正約40分、猫背矯正約40分
- **北京堂鍼灸松江:**1コマ(上半身または下半身)約1時間
予約時に希望の施術内容を伝えると、所要時間の目安を教えてもらえます。初回は時間に余裕を持って来院することをおすすめします。
Q7. どれくらいの頻度で通えばいいですか?
A. 通院頻度は症状の重さや施術の目的によって異なります。以下は一般的な目安です。
急性症状(ぎっくり腰、捻挫、交通事故直後など):
- 最初の1~2週間:週3~5回(集中的な治療が必要)
- その後2~4週間:週2~3回(症状の改善に合わせて減らす)
- その後:週1回、またはメンテナンス
急性症状は初期の集中的な治療が重要です。痛みが強い時期に間隔を空けすぎると、回復が遅れることがあります。
慢性症状(慢性腰痛、肩こり、姿勢改善など):
- 最初の2~4週間:週2~3回(症状の改善を促す)
- その後4~8週間:週1~2回(状態の安定化)
- その後:月2~4回(メンテナンス)
慢性症状は長期間かけて形成されたものなので、根本的な改善には継続的な施術が必要です。
産後骨盤矯正:
- 最初の1~2ヶ月:週1~2回(骨盤を正しい位置に誘導)
- その後1~2ヶ月:週1回または隔週(定着させる)
- 合計施術回数:8~15回程度
産後骨盤矯正は、骨盤が柔らかい時期(産後2ヶ月~6ヶ月)に集中的に行うのが効果的です。
メンテナンス:
症状が改善しても、日常生活での姿勢の悪さや身体の使い方の癖により、再び症状が出ることがあります。定期的なメンテナンスで良い状態を維持できます。
施設からの推奨: 初回のカウンセリング時に、施術者が症状に応じた通院計画を提案してくれます。無理のないペースで通院し、症状の改善に合わせて頻度を調整していきましょう。
Q8. 健康保険証は持っていく必要がありますか?
A. はい、初回来院時には必ず健康保険証を持参してください。
保険証が必要な理由:
- 保険適用の施術を受ける場合、健康保険証の提示が必要
- 保険証の種類(社会保険、国民健康保険など)によって手続きが異なる
- 受給者証(子ども医療費助成、高齢者医療証など)も該当する場合は持参
持参するもの(初回):
- 健康保険証
- 受給者証(該当する場合)
- 身分証明書(運転免許証など)
- 印鑑(施術計画書などに捺印が必要な場合がある)
交通事故の場合: 交通事故による治療の場合は、以下の情報も必要です:
- 保険会社の連絡先
- 担当者の名前
- 事故証明書(後日提出でも可)
自費診療のみの場合: 保険適用外の施術(慢性的な肩こりや腰痛、美容鍼、産後骨盤矯正など)のみを受ける場合でも、初回は保険証を持参することをおすすめします。万が一、急性の症状が見つかった場合に保険適用の施術に切り替えることができます。
2回目以降: 保険証の種類に変更がない限り、毎回持参する必要はありませんが、月初めの来院時には保険証の確認が必要な場合が多いです。念のため毎回持参するのが安心です。